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软脑软件 宋文洲先生 邮件杂志 连续专栏刊载(第4回)记载(2011/02/10)



软脑软件有限公司 宋文洲先生 邮件杂志 连续专栏刊载
(第4回)记载



北京龙乐广告有限公司 山本達郎総経理的连续刊载专栏 第4回

なぜいきなり中国で起業したんですか?日本で会社を作って、それから来ても 良かったのでは?と聞かれることがよくあります。後半の3回では、中国での 起業の理由、経営に関すること、日本や中国について想うこと等を書きたいと 思います。


第4回 中国での起業と120%の力を発揮する方法
山本 達郎   


大学1年生の春休みに友人達と学習塾を立ち上げた。もともと、塾でバイトをしていたが、授業料は高くバイト代が安かったため、これは自分達でやった方が良いと思ったのがきっかけだった。

根拠のない自信からスタートした最初の半年間は、生徒が1人しかいない状況が続いたが、その後マーケティングや営業を一生懸命行い、ビラ配り、ポステ ィング、折り込み広告、夏期冬期講習、ホームページ開設、説明会等、出来る ことを全部やろうと努力していった結果、生徒は30人位に増え、2号教室を開くまでになった。この時の仕事が楽しく、2日連続で徹夜をしても全く苦にならない程で、将来はベンチャーの方向に進もうと思うようになった。

大学3年の頃、友人がベンチャー勉強サークルを作った。このサークルは、アメリカのスタンフォードに本部があり、カナダ・韓国・中国・シンガポール等、 環太平洋の国に支部があった。半年に一度各国の学生達が集まって、1週間の勉強会を行い、企業訪問をしたり、起業家やベンチャーキャピタルの話しを聞いたりしていた。

そこで中国に来てみて大きな衝撃を受けた。香港、広州、上海、北京と2週間かけて見て回ったのだが、工場地帯で働く人達も、実家の家族のために出稼ぎ で来て1日14時間くらい働き、上海の学生達も経営とITを専攻して起業に備えていたり、インターンをしたり、北京の外資系やIT系の企業ではビジネスマンも成功報酬でバリバリ頑張っているといったように、ひたすら勢いのあるところを見て回った。

こんなに活気があって、頑張っていて、しかも10億人もいる。日本ではこんなに活気があるところは見たことがないし、1億人しかいない。これは確実に抜 かれてしまうという焦りと、なんとかしたいという思いが強く湧いてきた。

将来は世界で活躍できる仕事を、ということで、約3年ほど経営した塾を売却 し、貿易やソフトウェア等、その他の仕事もチャレンジしてみたが、あまりう まく行かなかった。そこで、一度勉強をしたいと思い、語学(英語・中国語)とビジネスを勉強することにした。

大学を卒業後、北京に中国語の勉強で半年、アメリカ・サンディエゴのUCSDに ビジネスの勉強で1年間留学をすることにした。中国でもアメリカでも悔いのないように勉強しようと、朝8時~夜8時まで授業を取り、その後、予習・復習・宿題をするという生活をしたり、現地の学生や留学生達と外に遊びに行ったり もした。

また、アメリカにいた時には、チャイナタウンのカフェでバイトをして、中国 語でウェイターをしていた。最初は全く中国語が聞き取れず、注文を3回聞き 返したり、注文を間違えたり、上司にも怒られてクビ寸前であったが、なんとか続けられて、最後は新人を教えられるようにもなった。これで自然と会話力も鍛えられた。

帰国後には、しばらくIT系の企業に勤めて働いていたが、そこの会社自体もあまりうまくいかなくなったこともあり、半年ほどで退社し、起業をすることに した。さて、いざ起業となり、色々考えたのだが、大きく成長して世界で活躍するために、「成長している国」で「成長している産業」を選ぼうということで、中国でインターネットをすることにした。その後のビジネスの変遷は前3 回で書いた通りである。

これまで色々なことがあったが、最初の転機だったのが、塾を開いたことであった。それまでは、実は弁護士になりたいと思って法学部にも入り、司法試験 のダブルスクールにも通っていた。塾を開いてから進路に迷うようになり、起 業家や弁護士の話を聞いたり、本を読んだりして、色々考えた結果、どうして もベンチャーがやりたいと思い、この道を選ぶことにした。

最初は家族にも反対されたりもしたが、どうしてもやりたいという気持ちを話し、実際に行動をして一生懸命働いていたら、今では理解してくれ、応援して もらえるようになった。本当に好きなことであれば、多少の苦労は厭わず出来るし、楽しんで仕事が出来れば、自分の120%の力が発揮できるのだと思う。い やいや働いていたり、やらされ仕事でやっていては、80%位の力しか出ない。

では、どうすれば好きな仕事を見つけられるのかと考えると、やはり動いてみることのが一番良い。その仕事をしている人の話を聞く、本を読む、時間を作 って実際にやってみる等。そうして見つけた仕事なら、一生懸命できる。

とは言え、皆が皆、自分のやりたい仕事に就けるわけでもない。そんな時には、今の自分の仕事を好きになるのが良い。どんな仕事でも、きっと良いところ、 楽しいところを見出せる。毎日の仕事に少しずつ工夫や改善をして良くしてみ る、自分で目標を立てて実行して達成感を味わう等、楽しみ方は色々ある。

そうすれば、長い目で見ればきっと良い結果が出てきて、好循環が生まれる。人生は短く、そして一度きりである。自分の楽しいと思うこと、やりたいと思 うことを、自分の意志で、主体性を持ってやる方が良い。そんな人がどんどん 増えていけば、きっと社会も明るくなり、活気が出てくる。

宋さんのメルマガを読んでいる皆さんは、きっとそんなことは百も承知という方が多いのだろうと思うが、皆さんの周りの方々や若者の参考にもなればと思 う。もっと多くの人が好きな仕事を見つけられて、楽しく働けるように、そし てどんどん挑戦が出来るように、そんな社会になればと思うし、私もそんな社会作りに貢献したい。

 

 


 (过期杂志)
 > 第一回 「急発展する中国EC市場とその背景」

 > 第二回 「100万人のタオバオチルドレン」

 > 第三回 「現場感と中国インターネット市場」

 

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